信楽登り窯2000

パート2


午前0時に火入れ。
疲れたので寝袋と毛布にくるまって就寝。朝方、あまりの寒さに目を覚ます。
気温は氷点下。
3月とはいえ信楽は盆地なので、よく冷える。

午後0時で300度まで上昇。
以前穴窯を焚いた時は、300度になるまでに大壺が大きな音をたてて破裂したことがあったが、今回はそのような作品はなく、一安心。
午後6時で600度。
このころになると、作品が発色し始める。

夜になると、やはり冷え込んでくる。
こうなると薪ストーブの出番。
どんどん赤松を燃やす。温度が上がりすぎて、ストーブの鉄の部分が赤く発色している。
明らかに1000度を超えている。
ここまで温度を上げた人はいるのだろうか。
それでも寒い。

7日の午前0時に1000度、午後0時に1200度まで順調に上がるが、ここから窯がごね始める。
なかなか温度が上がらない。
下の焚き口をいじったり、おきをかき混ぜたりしたが、変化なし。
困っているところへKさんが来られて、木蓋をすることに。
するといままでがうそのように温度が上昇。
1280度まで上げることができた。

日の午後8時に火袋を閉め、1の間へ。
薪を真ん中の方にだけ投げ込み、両端は木蓋をすることに。
そうすれば素穴をおきが塞いでも木蓋の部分から酸素が入るため、おきが溜まりすぎることがなく簡単に温度が上昇するのです。
8日の午前3時に1300度、午前6時に窯焚き終了。
正直、疲れました。
帰って爆睡。

信楽登り窯
2000パート1
信楽登り窯
2000パート3


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