瀬戸焼

パート2 瀬戸焼

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古渓窯
2日目は、朝から多治見の虎渓窯へ作陶に行きました。
経験者ということで、自由に作ってくださいという感じでした。
私と若山君は手びねり、本村氏と薮本君は電動轆轤をすることに。
電動轆轤はおなじみのシンポのものですが、音も振動もしない新型でした。
今までのものはかなりの音がしましたが、新型のものはスイッチが入っているのか分からないぐらい静かでした。

本村氏が茶碗を作っていたところ、窯元の方らしい人が見にこられて、「いいね〜いいね〜でも」といって、口元をカットしていました。
本村氏の陶芸家魂を傷つけたのは、言うまでもありません。
結局その茶碗以外の2つを削り、ひとつを焼成するために置いていたところ、またその方がこられて、「いいね〜いいね〜」を連発されてました。
本村氏は今回もドライバーで頑張ってくれました。
約3千円でこれだけ見て回れたのは、本村氏のおかげです。感謝、感謝!
本村氏、自作の茶碗を拝見
幸兵衛窯
次に市之倉の盃美術館に行って車を止め、歩いて幸兵衛窯へ。
歴史を感じさせる建物の中に、何世紀も前の中東の器や、桃山時代の茶道具など、見所が数多くありました。
私が気に入ったのは、写真右の建物。建物の中に入ると、高い天井、歴史を感じさせる箪笥などの調度品に、しばし見とれてしまいました。

中はこんな感じです。一見の価値はあります。
幸兵衛窯2
赤津焼会館
つぎに赤津焼会館へ。
ここも他の伝統産業会館と同じで、近くの作家さんや窯元さんの作品を展示されていました。
そうそう、この近辺には陶芸家の森脇文直さんがおられます。
私が現役生だった時に、合宿で他の班の方は自宅までお話を聞きに行ってました。
当時はそうは思わなかったのですが、今となっては羨ましいです。

次に愛知県陶磁資料館へ。
ちょうどノリタケの展示会が行われていたのですが、一度も立ち止まることなく日本の古陶磁器の展示室へ。
ここでも陶片がいい!桃山時代の陶片に感動しました。
これは実際に陶器を作っているものにしかわからないのですが、何百年、何千年前の人が、どのようにしてこの器を作ったのかが分かる、これって結構感動です。
紐の跡が分かった時は、「ああ、これぐらいの太さの紐を作ってつんでたんだな〜」なんて、考えます。

5時に資料館を出発し、常滑に住んでいる後輩の掛江君の家へ。
彼は常滑陶芸研究所での学生として、一年間陶芸の勉強をするそうです。
この日は掛江君の家で一泊。
中華料理を食べて、ごんぎつねの湯に行って、コンビニでビールを買って、私は飲みすぎと疲れで、すぐにダウンしてしまいました。
現役生は夜遅くまで盛り上がってたみたいです。

美濃焼 常滑焼width="64"
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