小鹿田焼、上野焼

パート1 小鹿田焼、上野焼

 
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関門海峡
5月3日の夜、新三田をスタートし、中国自動車道をひたすら西へ。
例によって私は後ろで爆睡。
本村氏も疲れていたので、広島のインターで仮眠をとり、5時ぐらいに再出発。
関門海峡を抜けた時にはすでに日が昇っていました。

まず訪れたのが上野焼
何百年も前から茶陶を作り続けている産地だけあって、茶碗、壺、花入れ、茶入などがかなりの割合を占めていました。
それにしても茶入が1000円で売られているのを初めて見ました。
蓋なしでしたけど・・・・。
上野を訪れたのが10時過ぎでしたが、その頃から雨が激しく降り始めました。
今夜の野宿ポイントはどうしよう・・・。
そんな不安が脳裏をよぎりました。
上野焼窯元ランダム
小鹿田焼 唐臼
上野を足早に見回って次は小石原に行く予定でしたが、小石原焼祭りの影響で、もうすぐというところから大渋滞。
仕方なく予定を急遽変更して小鹿田を見に行くことに。
小石原から小鹿田に抜ける道は、車が行き違えないほど狭く、おまけに雨が激しく降っているため、最悪でした。
ついたときには本村氏が「もういやや」という言葉を漏らしたほど、ひどかったです。

小鹿田に来てまず気づくのが、唐臼の音。
村中に「ギー、ゴトン」という音が響いています。
私が訪れた日は大雨だったため、水の勢いもあり、唐臼も以前よりより忙しく働いていたように思います。
それにしても迫力がありました。

唐臼の動画です。デジカメで撮ったのでかなり画質は悪いですが、雰囲気だけでも伝わると思い、アップしました。
ランダム小鹿田焼ギャラリー
この小鹿田は村全体が「重要無形文化財」に指定されており、これからもこのような昔ながらの焼き物作りが続けられていくでしょう。
そして訪れる人の心を癒してくれる、そんな村であり続けてほしいです。

小鹿田に一軒しかない飲食店、それが山のそば茶屋です。
そば以外に鮎の塩焼きなんかもあります。
夕方だった為かお客さんが少なく、すんなり入れました。
山のそば茶屋
小鹿田焼の皿と蕎麦
左の写真が、前回訪れたとき食べずにずっと後悔していたそばです。
小鹿田焼
の皿に盛られたそばが美味しそうだったので、ついつい撮ってしまいました。
そばもつなぎを使っていなくて、美味しかったです。
宿泊もできるので、もし行かれる方は泊まってみては?
唐臼の音を聞きながら寝るなんて、いいじゃないですか!

今晩は小石原の道の駅で野宿。
明日も小石原焼祭りなので、夜にもかかわらず何台も車が止まっていました。

今回の旅行でもドライバーだった本村氏です。
往復1500キロをほぼ一人で運転!
頭が上がりません。
次もよろしくお願いします。
本村氏

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