日本陶芸展

第17回日本陶芸展 2003年6月12〜18日 大丸心斎橋 

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日本陶芸展
11日の新聞に、日本陶芸展の特集記事が載ってました。
今回は無審査でとおる推薦部門をなくし、一般公募枠を広げたとのこと。
一般公募枠のほとんどない日本伝統工芸展と違って、ますます日本陶芸展派になってしまいました。
さて受賞作品をみていると、私の好きな宗像利浩さんが。
今回は「会津八十日町釉利鉢」という、聞いたことのない釉薬名が。
写真で見る限り、鉄釉でしょうか?

さて当日、日本陶芸展会場入り口を入っていくと、いつも通り受賞作品が陳列されていました。
その中に宗像利浩さんの作品もありました。
日本陶芸展では常連の宗像さんの作品、想像以上の深い色合いに、見入ってしまいました。
受賞作品のなかでは、圧倒的な存在感だったと思います。
利浩さん以外に、親父さんの宗像亮一さん、妹の宗像眞弓さんも入選されていて、家族三人で入選されていました。宗像家、恐るべし!
今回の日本陶芸展では、圧倒的に目立ってました。
日本陶芸展2
日本陶芸展で印象に残った作品

47 青磁花瓶 大西光
光沢のある青磁や中島宏さんの青磁とはまた違った色合いで、マットの青磁が私の好みです。

142 備前緋襷扁壺 山下譲治
今回も緋襷の壺です。肌の色、緋襷の赤、壺の形、どれをとってもすばらしい作品です。でも前回の作品の方が、よかったかな〜?

42 耀彩天目大皿 岩田安弘
天目に色がすばらしい作品でした。虹のように美しい、様々な色がひとつの器に同居している、見ごたえのある作品です。
171 藍色志野花器 酒井酒井博司
岐阜の陶磁資料館で見た時から、酒井博司さんの広口花器が気に入っていました。釉薬のちぢれ具合が絶妙です。あと釉薬をどうやってかけているのかが、不思議です。釉薬にどうやって凹凸をつけるのでしょう?生地がそうなっているのかな?

144 粉引炎彩六面花器 大和努
六面のシャープな線がとても印象的な花器です。作者のセンスを感じさせる、いい作品だと思います。

123 薔薇貫入大鉢 本間友幸
貫入のすばらしい作品です。久しぶりに貫入の作品を見ることができました。
今回の日本陶芸展も、見所の多い展示会でした。次は2年後、待ち遠しいですね。

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