日本伝統工芸展

日本伝統工芸展 2001年10月17〜22日 北浜三越

トップ展示会見て歩き>第48回日本伝統工芸展

日本伝統工芸展1
10月21日
今年は仕事が忙しいので、日本伝統工芸展は大阪展を見に行くことに。
伝統工芸展は7回目なので、あまり新鮮味がなくなってきましたが、目に留まった作品は以下の通りです。

20 色絵吹重ね珠樹草花文鉢 今泉今右衛門
つい先日亡くなられ、作品の側には黒いリボンが。最後までいい仕事をされています。

184 窯変天目鉢 久田重義
久田さんも遺作です。私が好きな天目作家でした。

95 藍色志野壺 酒井博司
パンフレットで見たのですが、志野の釉薬であのような模様が出せるとは、驚きです。実際見たかった作品です。

8 矢筈口耳付水指 伊勢崎満
やはり水指といえば満さんですね。さすがです。この作品も展示はされていませんでした。


それ以外の作品は、これといっていいものがありませんでした
。今年は不作でしょうか?

今回は陶芸以外もじっくり見てきました。直径45センチを超える欅の盛器、螺鈿をちりばめた漆箱。陶芸よりもいい作品が展示されていましたね。
日本伝統工芸展2
日本伝統工芸展3
人間国宝の松井康成さんの練り上げ講座のビデオが放送されていました。
いつ見ても細かい仕事です。
何種類もの色の土を混ぜながら割れないように整形するという作業には、ぴりぴりとした雰囲気が感じられました。
この松井さんの講座を契機に、すばらしい練り上げ作家が出てくることを期待しています。

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